SEOスコアの評価基準と設定 文字数・画像数 Yoast

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SEOスコアとのSEO設定

プラグイン「Yoast SEO」をインストールすると、投稿毎にSEOの設定ができ、SEOスコア(評価)が表示されます。

投稿毎のYoast SEO の設定は、投稿編集ページの下方にあります。

  • フォーカスキーフレーズ
  • メタディスクリプション

投稿毎に Yoast SEO で「フォーカスキーフレーズ」や「メタディスクリプション」を設定でき、評価され、SEOスコアとして表示されます。

フォーカスキーフレーズの設定に検索キーワードを調べるツールを利用する場合は下のリンクをご参考ください。

YoastのSEOスコア 画像や本文の評価基準

SEOスコア 項目SEOスコア 評価基準
画像1枚以上の画像
SEO タイトルの長さ1~30文字
テキストの長さ推奨下限値 600 文字
内部リンク1つ以上の内部リンク
埋込みは内部リンクとして反映されない
外部リンク1つ以上の外部リンク
メタディスクリプションの長さ60~80文字
メタディスクリプション中のキーフレーズメタディスクリプションにキーフレーズを入れる

YoastのSEOスコアキーフレーズの評価基準

「同義語もキーフレーズに含まれる」と記載があるが、例えば、キーフレーズを「ラーメン」とした場合、「らーめん」ではカウントされない。

SEOスコア 項目SEOスコア 評価基準
キーフレーズ1~12文字
以前使用したキーフレーズ同じキーフレーズは使用しない
SEOタイトルのキーフレーズタイトルの先頭に表示すること
キーフレーズ密度2~19回
冒頭のキーフレーズ※キーフレーズから始める
画像キーフレーズ画像の代替テキストにキーフレーズを入れる
画像1枚で1枚にキーフレーズを入れると青
画像8枚中7枚は多すぎ、3枚で青スコアとなる
小見出し内のキーフレーズ見出し(h2)5つのうち2つにキーフレーズを入れると青
見出しに75%以上キーフレーズで橙
キーフレーズの配布テキスト全体に均等に配置

冒頭キーフレーズ(キーフレーズがラーメンの場合)

文のはじまり(冒頭)を

  • 「行列店 らーめん陽八」で冒頭キーフレーズのSEOスコアは赤
  • 「ラーメンの行列店 らーめん陽八」で冒頭キーフレーズのSEOスコアは青

「ラーメン」を冒頭に入れるだけで青となります。

SEOスコアはコンピューターの判断で、記事の内容よりも、キーフレーズの場所や数が評価されるようですが、Google クローラーも同じようなコンピューターだとすると、文の内容よりも、キーフレーズを重んじるのかも知れません。

しかし、読むのは人間で、人間が読みたいと評価されたもの、ページの滞在時間、離脱率などもGoogle クローラーは評価するでしょうから、記事の内容も重要です。

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SEOスコア の可読性

SEOスコアの項目Yoast の SEOスコア・評価
連続した文(バラエティーに富んだ文章です)
小見出し分布1個のテキストセクションの長さが600文字超えない
段落の長さ(長過ぎる段落はありません)
文の長さ長すぎる文を多用しない
40文字以上が25%を上回ると赤
転換語転換語30%で転換語が青となる
転換語20%で転換語は橙・可読性が青となる

投稿編集ページの下方にある「Yoast SEO」設定とSEOスコア

投稿記事の下方に、その記事がSEOのために最適化されているか否か、「青、オレンジ、赤」の色でSEOスコアが付きます。それを一度は「青」にしてみた方も多いかと思います。その結果、「これは無理」と思われた方も多いかと。

私も一度「青」にしてみたことがあります。

その結果、日本語向けではないなと感じ、それ以降、放置していました。しかし、今回、再度見直してみました。

Yoast SEO のスコアが赤だらけでも、内容の良い記事は検索結果の上位にある。

各投稿編集ページの下方にある「Yoast SEO」を青にする

各投稿編集ページの下方にある「Yoast SEO」を青にすることには、難しくはありません。ブローガーやライターの多くの人が普段よりSEOを意識して書いていると思います。

  • タイトルの重要な言葉は見出しや文中に多く入れる
  • 画像は必須
  • 画像の代替テキスト(alt属性)は必須

上記のことは、意識しながら書いていることだと思います。

だた、「転換語」がどう考えてもおかしい。

SEOスコアの評価基準と設定 文字数・画像数
SEOスコアの評価基準と設定 文字数・画像数

「Yoast SEO」のSEOスコアと可読性の「転換語」

記事の中に「転換語」が30%を占めなければ「転換語は青」になりませんでした。「転換語」が20%で、「可読性」は青になります。

下の画像が、「青」になるまで転換語を書き加えた記事です。

SEOスコアの評価基準と設定 文字数・画像数
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テキストの殆どが転換語を使った文に見えます。文字数は1071 文字、その中で転換語が30%です。転換語、「しかし」「そして」「さらに」「また」、こういう言葉を繰り返し使います。

転換語30%は、日本人にとって読みやすい文なのでしょうか?

Yoast SEOの「転換語」の欄の目のアイコンをクリックすると、転換語の文章に色が着きます。色の無い部分に転換語を加えて行き、「青」にしました。

可読性解析をOFFにする

「転換語」のスコアを上げるためには、文中に多くの転換語を入れる必要があり、青になるまで、転換語を入れてしまうと、とても日本人が書く文章ではないと感じましたので、可読性解析をOFFにすることにしました。次の順でOFFにできます、

  1. Yoast の「設定」を開く
  2. 「一般」の「サイト機能」をクリック
  3. 「可読性解析」をOFFし、保存する

転換語を入れる作業をしてみて、気づいたことがあります。

  • こういう言葉の書き方をすれば、コンピューターが拾って行くのかもと

転換語・接続詞をSEOスコアに反映させる

  • 転換語・接続詞はわかりやすく記載すること
    • 何よりも僕は、←これは反映されない
    • 何よりも、僕は←これで反映される
  • 漢字だと反映されない
    • さらに←これは反映される
    • 更に←これは反映されない

投稿記事に転換語を入れるのに慣れないうちは、下の表を見ながら入れると良いと思います。

Yoast SEO に挙げられている転換語・接続詞

転換語・接続詞
原因と結果したがって、実は、~すると、
説明つまり、言い換えれば、
対比~だが、しかし、一方で、
例えば、
強調何よりも、最も重要なことは、確かに
列挙そして、また、まず、まず第一に、さらに、そのうえ、加えて、
時間その時には、その間、その後、
類似性同様に、同じように、同じ流れで、
結論付ける結果として、まとめると、簡単に言えば、

Yoast SEO のSEOスコアでは、日本語のこれらの接続詞が利用されているかをチェックしているということです。上記以外にも、多くの接続詞が挙げられています。下のリンクに列挙してあります。

SEOスコアについて まとめ

  • Google クロールに伝わる文
  • 多くの人に興味を持ってもらえる文

転換語を詰め込んだ文章が読みやすいのか?面白いのか?疑問ですが、それが、Google クロールに伝わりやすい文であることは間違いないかもしれません。

まずは、Google クロールに伝わりやすく書くこと。これは、一番感じていることです。SEOスコアを見ながら、多くの人に興味を持ってもらえる文を書くことが重要なのかもしれません。