LiteSpeed Cache プラグイン にできること
- キャッシュを利用してページの読み込みを速くする
- 画像の圧縮
- CSS・JavaScript・HTMLの圧縮
- データベース最適化
「WP Fastest Cache」「EWWW Image Optimizer」「Autoptimize」「WP-Optimize」4つのプラグインの機能をプラグイン「LiteSpeed Cache」でできてしまう。
LiteSpeed Cache
プラグイン「「LiteSpeed Cache(LSCache )」は、Webサーバーソフト「LiteSpeed Web Server」専用に開発されたプラグインです。
お得なレンタルサーバーでもLiteSpeed Web Serverを採用しているプランがあります。
コアサーバー | Webサーバー |
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コアサーバーV1(MINI 264円/月) | Apache |
コアサーバーV2(528円/月) | Lite Speed |
ロボリップ | Webサーバー |
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ライト(495円/月) | Apache |
ハイスピードプラン(900円/月) | Lite Speed |
LiteSpeed Cache プラグインは、PageSpeed Insights で測定される速度を大幅に上げることで知られていますが、Apache を採用しているサーバーでは不具合が起こるとのこと。
PageSpeed Insights で測定結果
投稿1300以上で、メディア8000以上あるサイトです。

LiteSpeed Cache プラグインに変更後

LiteSpeed Cache プラグイン インストール前にすること
次のキャッシュ系のプラグインは、無効にします。
CSS・JavaScript・HTMLの圧縮プラグイン
- Autoptimize
画像圧縮プラグイン
- EWWW Image Optimizer など
キャッシュ系プラグイン
- WP Fastest Cache
- WP Super Cache
- W3 Total Cache など
データベース最適化プラグイン
- WP-Optimize など
LiteSpeed Cache プラグイン のインストール
LiteSpeed Cache プラグイン をインストールして、有効化します。

- https://ja.wordpress.org/plugins/litespeed-cache/
LiteSpeed Cache プラグイン の設定

LiteSpeed Cache の一般設定
- ダッシュボード
- 左のメニューよりLiteSpeed Cache「一般設定」へ
ドメインキーの要求
- ドメインキーの要求をクリックする
- しばらく待つ
- ページを更新する
- ドメインキーが表示される
ドメインキーの要求をクリック

しばらく待つ

ドメインキーが表示される

ゲストモード | オン |
ゲストの最適化 | オン |
サーバー IP | 空欄のまま |

一般設定が終わると変更を保存します。
チューニングタブの設定はデフォルトのまま
LiteSpeed Cacheのキャッシュの設定
キャッシュの設定は画像の通り(ログイン関連以外はオン)に設定し、設定を保存します。
キャッシュ制御の設定


パージ設定
パージとは、キャッシュをクリアすること
- キャッシュは表示速度を上げますが、データが蓄積されるとストレージに負担がかかります。動作が遅いと思った時はキャッシュをクリアします。
アップグレードした時に自動でキャッシュをクリアする
- アップグレードした時に自動でキャッシュをクリアする設定
- 新しいキャッシュが利用ない時に古いページを表示する設定

すべてをオンに設定後、変更を保存します。
オブジェクトキャッシュ設定
オブジェクトキャッシュは、デフォルトではオフになっています。データベースのキャッシュです。オブジェクトキャッシュをオン、方法をMemcachedに設定後、変更を保存します。

SASLで LiteSpeed Memcached を使用している場合は、次のような致命的なエラーが発生することがある既知の問題があることに注意してください。
PHP Fatal error: Uncaught Error: Cannot use object of type stdClass as array in /home/domainname/public_html/wp-includes/meta.php:588
この問題を回避する方法は 2 つあります。
- 可能であればSASLを無効にするか、
- postsおよび を「キャッシュしないグループ」post_meta設定に追加します。(それでも問題が解決しない場合は、問題のある他のグループを追加する必要がある可能性があります。および を試してください。)usersuser_meta
Redis ユーザーはこの問題に遭遇することはありません。
ブラウザのキャッシュ設定
ブラウザのキャッシュをオンにし、変更を保存します。

その他のタブについて
TTLタフ | デフォルトのまま |
ESIタブ | デフォルトのまま |
高度な設定 | デフォルトのまま |
LiteSpeed Cacheの画像の最適化設定
画像最適化設定で次のことを設定し、変更保存します。
cron ジョブ | 時間設定により自動で最適化するをオン |
オリジナル画像の最適化 | オリジナル画像の保持するをオン |
WebP 画像への置換 | WebP画像による高速化をオン |
EXIF / XMPデータを保存する | オフに変える |

画像最適化の情報タブで、最適化の進捗状況を見ることができます。
LiteSpeed Cacheのページの最適化
CSS 設定
- フォント表示の最適化 swap
- その他のCSSの設定はすべてオフ
CSSの圧縮や結合で、サイトに不具合が起こる可能性があるので、オフにし変更を保存します。

JS 設定
- JS の圧縮のみオン

HTML の設定
HTML 圧縮化、Google フォントを削除、WordPress 絵文字を削除をオンにします。

メディア設定
- 画像 遅延読み込みをオン(他はデフォルトのまま)

テーマなどで遅延読み込みを設定している場合は、画像の遅延読み込みはオフにする。
ローカリゼーション設定(上の画像参照)
- ローカリゼーション設定をすべてオン(デフォルトのまま)
Gravator(アバター)に関する最適化です。
LiteSpeed Cacheのデータベースの最適化
クリックするだけでデータベースの最適化ができます。

すべてを消去する、または個別に消去もできる。
個別の消去
- リビジョンなどの削除、自動下書きの削除
- ゴミ箱を空にする
- トランジェットの消去
- テーブルの最適化など
- トラックバックとピンバックの消去
「最適化の設定」タブでリビジョンの最大数や保存する日数を設定できます。
LiteSpeed Cache クローラーの設定
LiteSpeed Cache クローラーが定期的に最適化する設定をします。
- LiteSpeed Cacheメニュー→「クローラー」を開く
- 一般設定タブを開く
- クローラーをオンにし、変更を保存
キャッシュをクリアする
「すべてパージする」

参考 https://www.caliberelectronics.com/litespeedcache/