無料レンタルサーバーを利用する不都合
無料レンタルサーバーでも有料のレンタルサーバーと全く同じようにウェブサイトを作ることができます。しかし、次のようなデメリットがあります。
- ウェブサイトの表示が遅い
- SSL導入(https://~に)できないサーバーがある
- レンタルサーバーが設置した広告が入るためにAMPエラーとなり、AMPを導入できない
- Adsenseは利用できない
- 無料サーバーの更新の義務化(3カ月毎に更新が必要なサーバーもある)
ウェブサイトの表示が遅い
無料レンタルサーバーのディスク容量は1G~5Gです。ディスク容量が小さいために、ファイルの量が多くなるとサイトの表示が遅くなります。(サイトが重くなると言います。)
無料サーバー | ディスク容量 |
---|---|
XFREE | 2G |
StarServerFree | 2G |
XREA FREE | 1G |
FC2ホームページ | 5G |
シンフリーサーバー | 10G |
各無料レンタルサーバーのディスク容量の比較等は下のリンクをご参考下さい。
レンタルサーバーの当たりハズレ
レンタルサーバーは当たりハズレがあります。
1つのサーバーを複数人で使います。1人が人気サイトなどで高負荷だった場合、他のユーザーにも影響します。またPHPが古いサーバーなどもあります。もしおかしいと思ったらサーバーを変更することができます。
PHPが古く、プラグインの更新ができない
無料レンタルサーバーはPHPバージョンを更新していないサーバーもあるようです。
PHPが古くてプラグインが更新できない例
プラグインが更新できないサーバーのPHP
上と同じレンタルサーバー(こちらはPHPバージョンは最新です)
SSL導入(httpsに)できない場合がある
SSL導入できる無料レンタルサーバーとSSL導入できない無料レンタルサーバーがあります。
SSL導入されていないうウェブサイトは「保護されていない通信」と表示されます。
- https SSLで暗号化された通信
- http 保護されていない通信
現在は多くのサイトがSSL化されていると思います。
無料サーバー | SSL |
---|---|
XFREE | なし |
StarServerFree | なし |
XREA FREE | 共有SSL(無料)あり |
FC2ホームページ | 無料SSL化あり |
シンフリーサーバー | 無料独自SSLあり |
XREA FREE、FC2ホームページ、シンフリーサーバーはSSL化できます。
詳しくは→http://wordpress.news-vouge.com/freesever
AMPを導入できない
AMPとはGoogleやTitterが開発・推進しているモバイルページを高速化する手段です。
URLの末尾に「/amp」が付き、簡素化されたサイトが速く表示されます。
- https://example.com のサイトが実際にモバイルで表示される時は
- https://example.com/amp となります
モバイルで素早く表示されるように、必要なものを最小限に最適化したウェブサイトです。
無料サーバー | AMP導入 |
---|---|
XFREE | AMPエラー |
StarServerFree | AMPエラー |
XREA FREE | AMPエラー |
FC2ホームページ | AMPエラーなし |
- AMPエラーは「Google Search Console」で確認できます。
AMPエラーを「Google Search Console」で確認する手順について詳しくは下のリンクをご参考ください。
無料レンタルサーバーの更新の義務化
無用レンタルサバ―は不正使用を防ぐために、3ヵ月毎の更新を義務化しているレンタルサーバーがあります。XREA Free は無料サーバーで3カ月毎の更新はありませんが、有料のドメインが必要です。
無料サーバー | 更新 |
---|---|
XFREE | 3カ月毎に更新 |
StarServerFree | 3カ月毎に更新 |
シンフリーサーバー | 3カ月毎に更新 |
XREA FREE | 更新不要 |
FC2ホームページ | 更新不要 |
3ヵ月毎の更新は、更新ボタンを押すだけです。
共有ドメインではGoogle Adsense を利用できない
審査に必要なアドセンスコードを指定の場所に設置できません。詳しくは下のリンクをご参考ください。